シゲの転職をきっかけに結婚し、地元を離れて福島に引っ越すことになった私たち。
頼れる人がいない状況で過ごしたこの1年は精神的にも肉体的にも辛い状況でした。
荒んだ職場環境に耐える日々
付き合う前から同棲期間中も子どもが欲しいとずっと言っていたシゲ。けれど私は働くことしか考えていませんでした。
福島に転勤して副店長として働き始めたものの、地元の部署よりかなり荒んだ労働環境でした。
ノルマ達成は当たり前。進捗悪ければ達成するまで社員は自腹で買うのも当たり前。ノルマ達成できないと休日出勤で他店舗の棚替えか、自店の品出しをしなければならない。
私が異動してやってきた地域は上司が体育会系の人で、そのせいで社員がどんどん辞めていっている状況でした。しかもその地域では最狂と呼ばれる極悪化粧品担当のパートお局のせいで新入社員も病んで辞めていった店舗に配属され、そこで私はほぼ毎日そのパートお局とバトりながら仕事をすることになりました。私は化粧品の研修スキルも医薬品の販売も習得していたのでパートお局の恰好の獲物になっていましたが、パートお局のお客様を騙すような接客を受け入れられず何度も口論になりました(お客様が席を外している間に、化粧品を買い物カゴに忍ばせたりしていました)
ノルマ達成のため月3~5万だった出品が6万以上に膨れ上がり、加えてカーリースの支払いもあったため私の手持ちは常にカツカツ、というかマイナスでした。
この自腹購入は化粧品と医薬品。スキンケアやメイク品はそこそこ良いものをつかっていましたが、医薬品は必要性がないものを大量に購入していたので、帰り道に泣きながらゴミ捨て場に投げ捨てたこともありました。
子どもを望む夫と仕事に専念したい私
出会ったとき、同棲してた期間もずっと子どもが欲しいと言っていたシゲ。
反対に生活を維持するために仕事を頑張りたい私。
転職したてのシゲは基本給が私よりも低いので私が残業をしてまで稼がないといけません。それでも稼いだ分は自腹出費に飛んでいってしまいましたが…
好きで結婚してここまで着いてきた相手なので、やはり好きな人の子どもはいつか欲しいとは思っていました。
当時の年齢は26,27歳。年齢的にも子どもは早めがいいかなとも思い、乗り気ではなかったですが子作りに励んでいました。ただ、この子作りがかなりメンタルにきました。
今でこそヤリモクでお致し大好きな貞操観念ぶっこわれ女ですが、当時は仕事で精神的にも肉体的にもボロボロだったので今ほど性欲はありませんでした。
それとシゲがM気質であったというのも萎えポイントのひとつでした。お風呂上りに寝室に言ったら全裸の夫が四つん這いで尻を向けながら待ってる光景って一体……
※アブノーマルなことはしていません、というか私がNGですヽ(´∀`)ノ
ルナルナも有料プランにして排卵日前に致したり、妊娠しやすい身体になるために食事にも気を使ってみたりしました。毎月生理が来るたびに泣いてシゲからも励まされていましたが、その反面「まだ仕事続けられる、良かった…」とホッとしている自分もいました。
妊娠判明
結婚してから丸1年全く妊娠しなかった私。
けれど27歳の秋に生理が来ない月があり、検査薬を使って陽性。産婦人科に行ったところ妊娠が判明しました。
はじめての産婦人科受診でドキドキしましたが、家に帰ってシゲに報告したときには私を抱きしめて泣きながら喜んでくれました。
まだまだ妊娠初期の状態でしたが母子手帳を貰うことができました。経済的には辛い状況でしたが、それはシゲに言っていないだけ。シゲは私が経済的にマイナスの状態であることは知らないので、素直に喜んでいたと思います。
「私はお母さんになるんだ」と思ったのと同時に「こんな状態で子どもを育てられるのか」と相反する思いを抱いていました。まだ妊娠の初期症状があまり出ていなかったのもあります。
嬉しい反面複雑な気持ちになっていましたが、本格的につわりが始まってから生活に支障が出始めました…


