切迫流産から15日後にシゲと一緒に福島から地元に帰ってきたものの、地元の職場環境は1年前より悪化しており、自腹出費の金額が福島にいた頃と変わらない額となりました。
ストレスで衝動買いも止まらない状態。元夫には借金バレはしていませんでしたが、内心お先真っ暗。この辛い状況を打破するためにもがきました。
VSシングルマザー店長
副店長として地元に戻り、配属された店舗は家から車で5分の所でした。その店舗は私が新入社員の時に改装応援に行ったことがあり、まさかその店舗で副店長として働くとは思ってもいませんでした。
当時の上司にあたる店長はシングルマザー。子どもに合わせて休みを取っているため、土日祝日は必ず休んでいる人でした。仕事をちゃんとしてくれればそれでも何も文句はないのですが、客とトラブルが起きたときに何もせず、クレーム対応や面倒な客は全部私に押し付けたり、面倒な事務作業や雑務も全て私がやるように指示をしてきました。この店舗もパート・アルバイトさんの退職により人員不足で、その業務を社員が担っていました。ノルマ達成のために接客にも入らなければならないのですが、売上に結びつく作業も全くできない状態。店長はパソコンの前で突っ立っているだけでした。
店長が売上を作っていたのかと思えばそうでもありません。ぶっちゃけ化粧品の接客がガッツリできる自分の方が優位で、異動先のこの店舗でも化粧品のリピート客を増やして、自分指名のお客様を複数人作れたのが自分の強みでした。
しかし私が即戦力となれるのは化粧品。20歳で登録販売の資格は取りましたが、社歴のほとんどを化粧品販売に充てていたので医薬品は普通ぐらいしか売れません。
店長からは医薬品の売上ノルマに満たないと「関さん1日何してたの?売れないなら自分で買うしかないよね?」と責められる。自分はこの作業をしていた、と説明しても「それは副店長だから店長の指示に従うのは当然だよね?」と言われる。当時は既に9年程このドラッグストアで働いているので要領も掴めており、自分の作業が遅いとは思っていませんでした。むしろ福島にいたころは作業が早いとまで言われてました。
更に閉店後に残業して季節品の入れ替えである棚替えや、品出しをしても、定時すぎた分の残業代は全てカットされていました。福島時代では残業代はほぼ全て出ていたので、地元に戻って来てからは基本給とわずかな交通費の給料のみ。大幅に収入が下がり、店長からの圧力もあり自腹出費をする日々が続きました。ほとんど医薬品なので自分には必要ありません…
なお一緒に仕事をしていた遅番のパートさん達は私のことをすごく気遣ってくれて、仕事が終わってから3人でご飯食べに行ったりするほど親しくしてくれていました。あのパートさん達がいなかったら早々に挫折していたと思います。
ストレスで衝動買い、家計圧迫が深刻化
幸いにも地元の店舗では休日出勤は禁止だったので(普通そうなんだけど福島が異常)休みの日はストレスでマッサージに行ったり、アクセサリーを買ったり、ゲーセンに行ったりしていました。特に60分で3,000円のマッサージ店が近くにあったので、休みの度に通っていたと思います。今は閉店してしまっているのですが、あそこで受ける足つぼマッサージが最高でした。
そう、既に自腹出費と引っ越し費用全額負担してクレカも消費者金融の借入もカツカツなのに更に浪費してしまったのです。それに加えて福島にいたころはシゲの会社が家賃負担してくれていましたが、地元に帰って来てからは家賃負担がなくなってしまいました。ただでさえ私より少ない元夫の収入でもカツカツです。
当時はシゲが家賃、私が水道光熱費を支払うという分担でした。ガス代と電気代の支払いが1ヵ月遅れることが増えてしまい、シゲにバレないように気を使っていました。ここに来ても私が借金をしていることはバレていませんでした。
毎月をやり過ごすので精いっぱい。それに加えてシゲは子どもが欲しいと言う。当時の年齢は28歳。女としての消費期限が迫ってきている中、私はある決意をしました。
今のこの状況を変えたい。だから転職しようと。


